シンガポールの「伝説の相場師」が動きだす

シンガポール在住の「伝説の相場師」と言えば、誰もが思い浮かべるのがジム・ロジャース氏(写真)です。以前対談した時もユニークな相場観を披露してもらいましたが、私にとっての伝説の相場師はジムよりも、もう1人の日本人です。

資産運用の基本はアセットアロケーションであり、相場観の捉われない投資を提唱しています。日経平均の予想や、為替が円高か円安かを当てにいって投資しても、良い結果が出ないことは30年以上の経験で良く分かっているからです。

しかし、シンガポール在住の伝説の投資家長谷川氏のアドバイスだけは資産運用の参考にするようにしています。以前、円安局面で開催した前回のセミナーは5万円という高価格にも関わらず2時間ほどで15名の定員が埋まりました。その際の情報を元にドル買いを進め、セミナーで聞いた1ドル=124.10でドルを売り抜け、数千万円の利益をあげたセミナー参加者がいたそうです。

独自の情報源と分析手法に基づく投資方法は誰でもマネができる方法ではありませんが、相場見通しとその根拠に関しては教えられることがあります。新聞や雑誌に出てくるような、自分ではリスクを取らないストラテジストや評論家ではなく、自らリスクを取って、30年以上の経験で数百億円の利益をあげてきた圧倒的な実績に裏打ちされているところに大きな価値があるのです。

長谷川氏の相場観は極めてユニークで、いつもポジションを持っている訳ではありません。確信度が高い時だけ大きくリスクを取って、一気に収益を狙う手法です。

そんな長谷川氏からは、毎週情報を個人的に送ってもらっているのですが、ここ1か月大きな確信度を持った相場観が配信されてきました。そこで年末に来日する機会に、また伝説の相場師セミナーの開催をお願いしているところです。

今回も少人数で、自己責任で投資できる人だけを集めて、セミナーというよりプライベートな雰囲気で開催したいと思っています。果たして来日してお話してもらえるスケジュールが取れるのか。開催する場合は、決まり次第今週以降の資産デザイン研究所メールで先着順で募集しますのでお見逃しなく!

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※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所をはじめとする関連会社は、国内外の不動産、実物資産のご紹介、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。また投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。


編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2016年12月5日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。