「あべこべの国」のクリスマス

生まれて初めてオーストラリアにやってきました。メロボルンの空港にクリスマスイブの早朝に到着です。

気温は23度。Tシャツで快適な気候です。ホテルにアーリーチェックインしてから、現地でお世話になる方に、郊外にあるワイナリーに連れて行ってもらいました。

車で一時間半ほど走るとオーストラリアのぶどう畑が広がってきます。ワイナリー(写真)に併設されたレストランでワインを飲みながらランチです。

ペアリングもできるプリフィクスのコースも用意され、雄大な景色が堪能できる屋外のテラス席を予約しておいていただきました。まさに写真のような風景とはこのこと。気温は30度以上ありますが、湿度が低いので日陰なら気になりません。

ワイナリーで造っているシャルドネとピノノワールを飲みましたが、特にシャルドネのバランスが良くとても気に入りました。日本にも輸入してShinoby’s Bar 銀座で出そうと思ったら、すでに日本にも輸出しているそうです。

オーストラリアといえは、カンガルーとコアラがいる自然が溢れている国というのが日本人のイメージです。しかし、メルボルンの中心部はオシャレなカフェが並び、アートに溢れた洗練されたヨーロッパのような雰囲気があります。世界中の美食も集まり、文化の香りを感じました。

日本で話題のカジノもホテルに隣接して、24時間営業のようでした。中には入りませんでしたが、IDを見せれば成人は誰でも入れるようで、随分カジュアルです。

真夏のクリスマスですが、中華系の人が多いせいもあってか、街全体がクリスマスムードというわけではありませんでした。半袖にいTシャツの人が多いせいもあるかもしれません。日本のクリスマスとは随分イメージが違います。不思議なことに、イタリアンレストランでもメリークリスマスとは一度も言われませんでした。

聞けば、車の運転もスピード違反は1キロでもオーバーすると取締られるのに、お酒に関しては日本の取り締まりルールより緩いようです。これも日本とは真逆です。

気候から文化・習慣まで日本とは随分違う、あべこべの国でのクリスマスになりました。今晩はメルボルンにお住まいのファミリーにお誘いいただき、ホームパーティに出かける予定です。Tシャツ一枚のカジュアルでリラックスした楽しいイベントになりそうです。

皆様も素敵なクリスマスをお過ごしください。

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※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所をはじめとする関連会社は、国内外の不動産、実物資産のご紹介、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。また投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。


編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2016年12月25日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。