オーストラリアでクレジットカードを使う時の注意点2つ

オーストラリアに来て、不思議に思うことはたくさんあるのですが、中でも一番違和感があったのがクレジットカードの追加チャージでした。ホテルでもレストランでもタクシーでも、現金ではなくカードで支払いをしようとすると、追加で料金がかかるのです。

写真はシドニーのフォーシーズンズのレセプションで見つけたものですが、グレードの高いホテルでも堂々とチャージレートが呈示されています。

タクシーもほとんどの車がカード利用可能でしたが、空港に向かう車は支払をクレジットカードでしようとしたらカード手数料5%かかると言われて、あわてて現金をかき集めて支払をしました。

日本ではクレジットカードを利用する時に手数料を取るのは、加盟店側がカード会社から禁止されていると記憶しています。SHINOBY`S BAR銀座でもカード利用でも現金と料金は変わりません。加盟しているお店からするとカード支払いの場合はカード会社に3%程度の手数料を払わなければなりません。カード手数料を取りたいのが本音ですから、現金の方がありがたいのです。

もう1つ、カードに関してオーストラリアで気を付けなければいけないのが、アメリカンエキスプレスが使えないお店が意外に多いことです。VISA、Masterはコンビニのような小さなお店でも問題なく使えますが、アメックスは半分くらいの確率で利用不可と言われます。これもアメリカや欧州とは何だか勝手が少し違います。いずれにしても手数料が1~2%取られるのですが、少額であれば気にならなくなりました。

チップの習慣が無かったり(レストランではチップを記入する欄はありますが払わなくても何も言われません)、カードの手数料がかかったり、やっぱり「あべこべの国」には戸惑うことが多いのですが、気候は20度から30度と快適で、シドニーの街はリゾート気分に溢れのんびりとした雰囲気に包まれています。

もうしばらくオーストラリアの温暖な気候を味わって、帰国する予定です。

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※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所をはじめとする関連会社は、国内外の不動産、実物資産のご紹介、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。また投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。


編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2016年12月30日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。