離党届受理:蓮舫さんの代表最後の仕事はよかった

細野氏Facebookより(編集部)

離党届を出した議員に対して離党届を受理せず除名処分にすることで組織としての沽券を示そうとする人たちがいるが、村田蓮舫さんが民進党代表としての最後の仕事として細野氏の離党届をすんなり受理されたことはよかったと思う。

とかく肩肘を張りやすい人は、こういう時に、反党行為だ、除名だ、などと騒ぎ立てるものだが、意外にあっさり民進党の皆さんは細野氏の離党を受け容れられたようだ。

政治家の離合集散は付き物なので、所属政党に見切りをつけた人が離党に踏み切ろうと決意した人を無理に引き留めようとしたり、その逆に離党を認めないで除名だ、などと晒し者にしようとするのは、普通は愚の骨頂だと言わざるを得ない。

懐の広い人たちは、大体は、来る者は拒まず、去る者は追わず、というところだろう。
民進党執行部は若干迷走したところがあったが、最後の最後では細野氏を除名(除籍)処分にしなかったことはよかった。

ちなみに、自民党もようやく件の問題議員の離党届を受理したようだが、何故今まで中途半端な状態で保留していたのか、こちらの方は少々合点がいかない。

まあ、余計なお世話だろうが。


編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2017年8月11日の民進党関連の記事をまとめて転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」をご覧ください。