トライアスロンとマラソンをやらない理由

経営者仲間から、トライアスロンやマラソンをやらないかと誘われることがありますが、やんわりとお断りしています。以前は写真のように激しいトレーニングや、皇居ランなどをやることもありましたが、最近はできるだけ控えるようにしているからです。

その理由は、過度な運動と日光の浴び過ぎがフリーラジカル(活性酸素)を過剰に発生させ、病気のリスクと老化を早めると思っているからです。

医学的には諸説あるようですが、活性酸素は、体内に侵入した細菌などを取り除くプラスの働きがあり、免疫機能によって体内に侵入した細菌などから体を守ったり、酵素の働きを促進する効果もあります。しかし、フリーラジカルが増え過ぎてしまうと、逆に自分の体の細胞を傷つけたり、酸化(体の錆びつき)させるようです。

フリーラジカルの発生原因としては、紫外線、大気汚染、化学物質、電磁波、農薬、ストレス、過度の運動などがあります。

炎天下で日光を浴び、車の排気ガスを吸いながら、過剰に酸素を取り入れるような運動は、老化を遅らせ病気の予防をしたい人は「やってはいけないこと」なのです。

とは言え、運動不足も健康には良くありません。ウォーキングレベルの適度な運動を心がけるのが良いと考えています。

「運動は体に良いと言ったな。あれは嘘だ。」にも紹介されていますが、健康に生きるための条件としては、適度な運動、炭水化物の少ない適量の食事、そして規則正しく十分な睡眠の3つが大切とされています。

私の場合、睡眠に関しては完全な朝型で、比較的規則正しく、8時間程度の睡眠をとっています。

また、食生活もアルコールの摂取量が多いと言う問題はあるものの「ゆるい糖質制限」を実践しており、炭水化物の摂取量は、意識的に抑えています。半年前から、始めた結果、体重を約4キロ落とすことができました。

長生きをするのが目的ではなく、病気や老化に悩まされることのない健康で元気な体をできるだけ維持したいと思っています。

何が健康に良いのかと言うのは、新しい研究結果などで次々と変わってきます。私がやっていることが正しいかどうか100%の自信はありません。でも、元々あまり運動が好きではないので、健康にとってマイナスと思われることを無理にする必要は無いと思っているのです。

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※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所をはじめとする関連会社は、国内外の不動産、実物資産のご紹介、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。また投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。


編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2017年8月24日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。