営業で結果を出す人の「3つの条件」

日本で一番中古ワンルームを売る男、天田浩平さんの2冊目の新刊「月商6億円 日本No.1 営業マンの「最速」仕事術」。献本頂き、一気に読み終えましたが、これは営業の仕事をしている人には読むべき価値があると断言できる一冊です。

天田さんの仕事ぶりを見ていて思うことは、営業という仕事は努力によって結果が出せるということです。天田さんも決して最初から営業で結果が出ていた訳ではありません。試行錯誤と圧倒的な努力の結果として、現在の結果を自らの力で引き寄せたことが、この本を読むと良く分かります。

私は営業の世界で結果が出せる人には次の3つの条件があると思っています。

1.すぐに結果が出なくても腐らずに愚直に続ける継続力
営業は必ず努力が数字になって返ってきます。100件のアポを入れる人より200件のアポを入れる人の方が2倍成功する。もちろんやり方を間違えて努力をしても空回りですが、結果を出している人は、うまくいかなくても諦めず、修正をかけながら続けられる強い気持ちを持っています。

2.お客様にとってのメリットを常に優先する想像力
営業はモノやサービスを売る仕事ではありません。営業をする自分自身を信頼してもらい、その信用力で相手から買いたいと言ってもらう仕事です。買ってもらうのは営業側のメリットであり、まず提供すべきはお客様のメリット。売ることばかり考えて、「与える人=ギバー」になれない人には、結果は出せません。

アポイントの入れ方、初対面の身だしなみ、ミーティングで話すこと・・・すべてお客様のメリットは何かという視点で考え行動することが大切です。

3.今よりどうしたら良くなれるかを考える向上心
営業にはゴールがありません。ある程度の成功を収めたところで満足して現状維持になってしまうか。それとも更に高みを目指して次のステージを目指す向上心を持ち続けられるか。このモチベーションの違いが、将来の結果に影響します。

天田さんは、同期で1番を目標に仕事を始め、そして社内の伝説の営業マンを超えたいと目標を更に高く持ち、社内でダントツになると今度は自分との戦いを始める。常に「もっと、もっと」というエネルギーを忘れることがありません。今も、自分の持っている年間販売記録を更新したいと懸命に努力を続けています。

3つの条件を備えた天田さん。これからどこまで営業マンとして成長していくのか、楽しみです。

書籍の中には天田さんの1週間のスケジュールや、打ち合わせに使うお店のリストなどリアルで実用的な情報もたくさん入っています。

できる人の真似を素直にできることができる人の共通点。営業で結果を出したい人はできる人が書いたこの書籍で学んでみてください。

<推薦図書>
「月商6億円 日本No.1 営業マンの「最速」仕事術」 天田浩平

■ 毎週金曜日夕方に配信している無料のメールマガジン「資産デザイン研究所メール」。メールアドレスとお名前を登録するだけで、お金の不安を解消するための具体的な方法をご紹介します。

■ 「初めての人のための99%成功する不動産投資」、シリーズ累計19万部となった「初めての人のための資産運用ガイド」など、今までに出版された書籍の一覧はこちらから。

※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所、株式会社資産デザイン・ソリューションズは、国内外の不動産、実物資産のご紹介、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。また、投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。


編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2018年7月2日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。