あまり政治的な争点になってしまうのはよくないと思うので、徳島市関係者の方には早めに知恵を出して欲しい。
まあ、徳島市長はご自分の目論見が見事に外されてしまって、目下は如何にも面目を失ってしまったような感じではあるが、徳島の阿波踊りに全国の方々が関心を持っていただいたのだから、今年の観客が昨年より15万人程度減少したといって、そうめげることはない。
4億、5億の累積赤字を一人で背負い込むことは無理だろうが、全国の阿波踊りフアンに呼び掛ければ、何とかなる程度の赤字のように見える。
阿波踊りの運営主体を徳島市と徳島新聞社の二者に絞ろうとするから、有名連を束ねる方々と徳島市の間で無用な軋轢が生じたので、阿波踊りの主宰者を市民の方々がもう少し深く関与できるような団体にでも委ねたらどうだろうか。
2020年東京オリンピックについては現在でも色々問題はありそうだが、それでも東京都の単独開催となっていないから、各方面から様々な知恵が出ている。
祭りは、そうそう簡単に生み出せるものではない。
阿波踊りは決して一新聞社や徳島市だけの財産ではないはずである。
くれぐれも大事にしていただきたいものである。
呼び掛けがあれば、些少だが、寄付をする用意はある。
編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2018年8月16日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」をご覧ください。