不動産投資はオーナーにならないとわからないことがある

昨日は六本木の牛鍋のお店を貸切り、30名以上の不動産投資家が集まって「A氏の会」を開催しました(写真は当日のお料理から)。

「A氏の会」とは、資産デザイン研究所を経由して日本財託のA氏こと天田浩平氏から都心中古ワンルームを購入した個人投資家が集まる会です。年齢や職業はバラバラですが、全員が物件を保有しているオーナーという共通点があります。1人で参加する初対面の人同士でも、毎回直ぐに打ち解けて、盛り上がります。

「投資をしようと思っている」ことと「投資をしている」ことには、川のこちら側と向こう側くらいの大きな違いがあります。不動産投資に限らず、投資は実際にやってみないとわからないことがたくさんあるからです。

この会の参加資格を不動産オーナー限定にしているのは、やったことが無い人がメンバーに入ってもリアルに役立つ情報交換をすることができないからです。やっている人にしか共感できない、投資の悩みや問題の解決方法、将来に向けての戦略などがあります。それらの情報をお互いに共有することで、楽しいだけではなく、役に立つ会にすることができます。

投資をしていない人には、実践していないことから他のメンバーに提供できる価値がありません。自分は提供できるものが無いのに、会に参加して情報はもらいたいというのは、虫の良い話です。

国内の不動産マーケットは大きな転換期を迎えています。スルガ銀行の融資問題は社会問題化しつつあり、他の地方銀行も収益性の低下の中、経営問題が表面化しているところも出てきています。一方で、オリックス銀行をはじめとする攻めに転じたアグレッシブな銀行もあり、2極化が進んでいます。

そのような中でどのような戦略を立てて、今後の投資を続けていくか。私からも皆様に今後の投資戦略に関して、具体的な情報を提供させていただきました。

この会が素晴らしいのは、誰一人として上司の悪口や会社の愚痴のようなネガティブな話をしないことです。どうやって、自分の力で自分の未来を切り拓いていくか。前向きな明るい雰囲気が貸切ったお店全体に溢れて、気持ちの良い時間が過ごせました。

このブログを読んでいる1人でも多くの人に、「A氏の会」参加メンバーのように、資産運用でお金の不安を解消し、未来を変える具体的な行動を起こしてもらいたいと思います。

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※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所、株式会社資産デザイン・ソリューションズは、国内外の不動産、実物資産のご紹介、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。また、投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。


編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2018年8月24日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

 

資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。