11月に入ると、日本ではいきなりクリスマスモードに突入します。
住んでいるマンションのロビーには、早々にクリスマスツリーが飾られ、スターバックスのBGMは、気が付けばクリスマスソングに変わっていました。
クリスマスは、12月の師走になってらは気分が盛り上がってくるのですが、11月に日本中が一斉にクリスマスモードになるのは、何だかしっくり来ません。むしろ、今年が終わってしまう気分になり、焦りさえ感じてしまうのです。
なぜ、日本ではこんなに早くクリスマスが始まるのでしょうか?
私が考える理由の1つは、ハロウィンが10月末に終わり、その後商業的なイベントがないからだと思います。
欧州の風習はあまりよく知りませんが、アメリカでは11月第4木曜日が、サンクスギビング(収穫祭)という祝日になります。七面鳥焼いて、マッシュポテトとグレービーソースでのんびり過ごす年中行事です。お節で過ごす、日本の正月のような感じでしょうか。この週末はブラック・フライデーと呼ばれる、小売店のセール期間にもなります。
日本も今日は勤労感謝の日で祝日ですが、アメリカのような特別なイベントはありません。だからクリスマスの前倒しにつながっているのではないかと推測するのです。
そんな、前倒しの世の中の流れに1ヶ月遅れ、SHINOBY’S BAR 銀座でも、12月からの新メニュー。先日、その試食を行いました。
パイ包みのクリームスープや、季節感あふれる前菜、そしてトリュフリゾットと合わせて、12月3日からの提供予定です。
さらに、12月からは事前予約で鍋料理の提供も始めます。豚骨ベースのスープにチーズを合わせたチャレンジングな味わいで、季節限定の今年限りのメニューです。
気が付けば今年も後1ヵ月と少し。12月は今年1年を良い年だったと思えるよう、懸案事項の総仕上げをしたいと思います。
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編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2018年11月23日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。