公約は新宿ブランドの確立!地域のブランドを世界へ

こんにちは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。

昨日は本会議終了後、日本ブランド学会さんのsalonへ。
テーマは「地域のブランドを世界へ」でした。
地域ブランドの専門性をお持ちの方から、プレゼンテーションがありました。
地域ブランドについて、理解を深めることができました。
私からも、新宿区の事例について発表させていただきました。

新宿区には、世界一の駅、繁華街、高層ビルなど様々なイメージがあると思います。
特に新宿区は日本トップクラスの認知度や情報接触度があり、その上でどのようなブランド政策を行うかは非常に重要です。
新宿区=多様性と一言で言ってしまうこともできますが、各分野でブランドを確立していくことが必要だと考えています。
私の発表では、公民連携によるエンターテイメントシティ歌舞伎町の取り組みなど、政策がブランドに与える影響をご紹介させていただきました。

そして、私自身が取り組もうと考えている新宿ブランドは「テクノロジー」です。
テクノロジーブランドを確立した自治体としては、つくば市が有名です。
実は新宿区もすでに都内No.1の実力があり、そのポテンシャルは大きいです。

しかし、新宿区がテクノロジーの街であると認識している職員や議員さらには区民は、ほとんどいらっしゃらない状況でした。
さらに、私が区議会に入った時は、テクノロジーが強みでありながら「スタートアップ」という単語さえも知られていないことにショックを受けました。
そこで、会派名をスタートアップ新宿に変更し、
「スタートアップ新宿の伊藤陽平です。」
と名乗り、議会の発言をはじめることにしました。
少しずつですが、政策や民間の活動の効果が出てきたと考えております。

ブランドを確立する上で、自治体が押し付けることはできません。
自治、民主主義、市場がブランドの土台となります。
例えば、ゆるキャラ等ブランディングの大半は、税金の無駄遣いだと考えています。
大切なのは区民の意思であり、ブランドは確立されていくものです。
新宿ブランドの確立は、公約としても掲げたテーマであり、引き続き議会を通じて取り組んでまいります。

今日は代表質問です。
13時15分ごろの出番を予定しております。
お時間のある方は、傍聴やネット配信でご確認いただければと思います。

それでは本日はこの辺で。


編集部より:この記事は新宿区議会議員、伊藤陽平氏(あたらしい党)の公式ブログ2018年11月29日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は伊藤氏のブログをご覧ください。