新元号「令和」が発表された1日は予想外の反響に驚いた人も多いだろう。東京や大阪など各地で新聞の号外が配られると、たちまちにもみくちゃ状態に。サッカーW杯の日本代表勝利と言った慶事でも号外への反響が大きかった事例はあるが、なんとか手にした号外紙面がボロボロというシーンが報道されるのは珍しい。
ツイッターでは号外配布の現場にいた人たちの動画投稿も相次ぎ、その熱狂ぶりが伝わってくる。
「貴重」な号外が、早くもメルカリに出品されているのにウケる人も。
世間の予想外の反響に堀江貴文氏ら著名人も驚きの反応を示したが、
なかでも、佐々木俊尚氏の「リセット感が半端ない」と述べた投稿は、田端信太郎氏、加藤順彦氏らも相次いでリツイート。投稿から17時間で18,000の「いいね」を集める大反響となった。
佐々木氏は同じようにリセット感に共鳴するフォロワーたちのツイートを紹介しながら、昭和から平成に入る時との違いを比較して、この興奮度を総括していた。
アゴラの池田信夫のような元号廃止論者もいるように、西暦との使い分けが煩雑になることを嫌う人、あるいは日頃から西暦をもっぱら使って元号をそもそも意識しない人は若い世代を中心に多いように思える。しかし、今回の改元を機に世界でも日本だけが採用し続けている元号の社会的な意味を見直す人が増えるかもしれない。