ホリエモンも認める起業の成功のカギは「継続」

起業して10年後に生き残っている会社は1割以下とよく言われます。では、うまくいく人とうまくいかない人の違いはどこにあるのでしょうか?

私は、起業で1番大切な事は、売り上げを立てることだと思っています。モノを売ることができるセールスの力こそ、売り上げにつながり、それが会社の利益を生み出すのです。

逆に、どんなに高い技術力があっても、独創的なアイディアがあっても、それを商品として販売し売り上げを立てることができなければビジネスとしては意味がありません。

せっかくのアイディアが事業化する前に、資金が枯渇してしまい、事業が行き詰まってしまうのです。

では、売り上げを生み出せる人とはどんな人なのでしょうか?

Wikipediaより:編集部

ホリエモンこと堀江貴文氏は起業が続かないのは、同じ事を続ける力がないからだと指摘しています。

「みんなが起業を途中で諦めちゃうのは、毎日同じことをコツコツできないから。」という訳です。

実際、堀江氏は、メールマガジンを10年くらい毎週欠かさず出しているが、絶対に遅配はしないそうです。

起業家でちゃんと成長している人は、毎日同じことをルーティンで飽きずにできている。

正しい努力を継続できる人こそが、顧客との接触面積を広げ、信頼を勝ち取り、売り上げにつなげることが出来るのです。

私も、起業した2012年から毎週金曜日に資産デザイン研究所メールを配信していますが、何とか今まで一回も欠かさず配信できました。海外のホテルのロビーで原稿を書いたり、空港のラウンジで配信。そんな綱渡りを何度も経験していますが続けることに意義があるといつも思っています。

その結果、コツコツと読者数を増やすことができ、今では43000人にまでになりました。継続することによって、情報提供を定期的に行えるようになって、それが売り上げにつながり、今のビジネスの基盤になっています。

「継続」と言う言葉が堀江氏から出てきたのは意外ですが、私自身の実体験に照らし合わせて考えても、きわめて真っ当な分析だと納得しました。

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※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所、株式会社資産デザイン・ソリューションズは、国内外の不動産、実物資産のご紹介、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。また、投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。


編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2019年5月25日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。