日本経済新聞の最新の世論調査(10月27日発表)で、「次の政権の首相にふさわしいのは誰かを聞いたところ、小泉進次郎環境相が20%と最多だった」とした調査結果に、ネット上で波紋を広げている。
「次期首相」トップは小泉氏の20% 日経世論調査:日本経済新聞
日経の10月調査では、小泉氏は、2位の石破茂氏(18%)、3位の安倍首相(16%)4位の河野防衛相(8%)、5位の菅官房長官(6%)を上回った。小泉氏が「次の首相」調査でトップに立つのは毎度のことだが、初入閣となった環境相就任後、セクシー発言や福島原発の処理水をめぐる対応などで「化けの皮がはがれた」と言われ、ネットだけでなくテレビでも疑問視する論調になっていただけに、ネット上では驚きの声が相次いだ。
ツイッターでは、小泉氏のアンチとみられるネット民から
あれだけ悪評がTwitterに流れていたのにこんなに支持されてるのはすごいな
と意外な結果に驚く声もあった一方で、
こういう世論調査はタダの人気投票。進次郎と答える奴は政治などに興味は無ぇ女が殆どだろう。こんなものを蔓延させるポピュリズムは恐ろしい。
「セクシー」だとかよくわからない、言葉を弄する人がトップって。外見だけでイメージ優先でこの国の将来も危ういかもね。
などと世論調査のあり方や選挙民の捉え方を疑問視する意見もみられた。
元経産省の政策アナリスト、石川和男氏は「日本の場合、かなりの“実績”がないとダメだし、年功序列社会はそんな簡単に崩れないのでは?」との見方を示した。
また、経済評論家の上念司氏は、ツイッターで一時流行した大喜利「#小泉進次郎に言ってもらいたい中身のない台詞」のハッシュタグをつけて、「どうして小泉なのか?だからこそ小泉がなのです。」と、皮肉たっぷりに投稿した。
小泉氏を以前から厳しく批判してきたアゴラ編集長の新田哲史も同様に、大喜利にひっかけた投稿をしていたが、こちらは小泉氏の迷言で話題の「のどぐろ」料理を、ファミレスのランチで平らげたことを、半ばヤケ気味に投稿していた。