「好き」でやっていれば、競合相手は現れない

北海道の不動産視察の2日目の目的地はニセコでした。倶知安駅前の物件など、ポテンシャルのある不動産を実際に見ることができ、有意義な時間を過ごすことができました。

参加者のほとんどは、インナーサークル資産設計実践会メンバー(写真)でしたが、まだメンバーになっていない方も今回は特別に参加可能でした。その中には今回のツアー参加をきっかけに次期から参加する方も出てきました。

資産設計実践会のような資産運用に関するセミナーやコミュニティーはたくさんあります。資産設計実践会が他と異なるのは、主催者である私が好きでやっているということです。

自分自身でも「人体実験」と称して投資をし、仕事というよりは趣味の世界で、自分がやりたいことをベースに、セミナーやスタディーツアーの企画を立てています。

私は、資産運用によってリターンを実現することが大好きです。

金融資産であれば、効率的な低コストな運用方法を考える。そして実物資産であれば、価格の「歪み」から収益機会を探す。スタディツアーはその一環です。

そして、そんな楽しいことを独り占めするのではなく、同じ考え方を共有する人たちに情報提供することで、シェアしたいと思っています。

類似のセミナーの主催者は、情報提供は行っても、自分で実践することはなく、好きでやっているのではなく、ビジネスとしてやっていることがほとんどです。

私は、何事においても「好き」でやっている人が 1番強いと思っています。仕事のやらされ感ではなく、自分のパッションでやっているから、時間を忘れて、とことん突き詰めることができるからです。

だから、資産設計実践会には競合相手はいないのです。

資産運用は、もはや私にとってお金を増やすためというよりも、私の周りにいる人たちに喜んでもらうのが目的になっています。

1人でお金持ちになっても、面白くありません。仲間を増やし、その人たちも一緒に豊かになって、楽しく人生を過ごす。その方が豊かな気持ちになれます。

以前「好きを極める仕事術」というタイトルで書籍を出版したことがあります。好きなことこそ、最高の仕事にできる。だから、それを仕事にした人が成功する。その考えは今も変わりません。

好きなことを見つけ、それを極めることで、究極の仕事ができる。

資産運用という好きな仕事をどこまで極められるか。資産運用には、リスクがありますが、まだまだ挑戦を続けていくつもりです。

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※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所、株式会社資産デザイン・ソリューションズは、国内外の不動産、実物資産のご紹介、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。また、投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。


編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2019年10月30日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。