松屋フーズが運営する牛丼チェーン「松屋」がツイッターで「オリジナルカレー」の突然の終売を告知するも、翌日になって「カレーの新商品」販売開始と値上げを発表し、ネットで炎上の気配を見せている。
松屋の公式アカウントは27日、ツイッター上に突如「松屋カレーショック。松屋の定番。オリジナルカレー。まもなく本当に無くなります」「オリジナルカレーをご愛顧いただいていた皆様には大変心苦しいのですが…本当に終売です。食べおさめは今のうち」と掲載。
人気メニューの突然の終売発表は大きな反響を呼び、産経新聞も「松屋、カレーやめるってよ 牛丼の松屋、公式ツイッターで告知」と報じた。普段は政治・経済に関する硬派な話題を中心に発信を行うアゴラ研究所所長の池田信夫も、よほどショックを受けたのかこれに反応。
と終売に反対の立場を表明していた。
だが同社のツイッターアカウントは28日、12月3日から新商品「創業ビーフカレー」を定番化すると発表。値段は「オリジナルカレー」より100円高い490円(並盛)になるという。
これに対しネット上では、
この宣伝方法はいかがかと…。
昨日の煽りツイートからの発表、心底がっかりしました。ファンを欺いて不安にさせて宣伝するとは
ただ値上げする為だけの茶番じゃねえか(笑) 吉野家行くは!!
と反発の声が続出。
投資家のH.S. Kim氏も「カレーやめるのかと思ったら、グレードアップを匂わせ390円から490円に値上げしたかっただけじゃんw」と失笑。
https://twitter.com/xcvbnm67890/status/1199884254936625152
また漫画家の鈴木みそ氏は、「これは松屋カレーを愛していた人を弄ぶような炎上商法で宣伝した、という汚点をカレーにべったり塗り込んでしまって、会社の名前にドロを塗ったと思う」との見解を示した。