ウクライナのサウナ「バーニャ」は日本のとは別モノの気持ち良さ

ウクライナには「バーニャ」と呼ばれるサウナがあると知りました。ローカルの人に教えてもらい、早速出かけてみました。

キエフの中心部からウーバーで30Kmほど走るとログハウスのような建物が見えてきます。コテージのような貸切の部屋が並んでいて、早速その中の1つに案内されました。

室内は暖炉があって、お茶とお菓子が置いてあります。そこで、裸になって、隣のサウナルームに入っていきます。ここまでは日本のサウナとあまり変わりません。

しかし、3人で川の字にうつ伏せに寝ると、屈強なウクライナ人が入ってきて、ハタキのような香りのよい植物で背中に熱風をかけたり、葉っぱを押し当てたりしてきます。

日本のサウナよりとても暑いのですが、体の芯が温まるような感じでとても気持ち良いのです。背面が終わると今度はあお向けになって、同じことを繰り返します。

その後は、一人一人でもう1度サウナに入って、更に入念に葉っぱで体を温めてくれます。

終わると室内にある冷たいプールに入るように言われ、最後はハチミツ(だと思います)と岩塩でスクラブのように全身をマッサージしてくれます。

この一連のサービスをやってくれる人はウクライナ人の男性しかいないようですが、水着を着てやってくる女性のお客様もいるそうです。

終わると、ビールを飲んだりご飯を食べたり、リビングルームのようなスペースで寛ぐことができます。貸切なので、周囲に気を遣うこともなく、リラックスできます。

マッサージのお陰でお肌はツルツル。体全体にハーブのような良い香りが漂い、体がいつまでもポカポカを温かい状態になりました。

これは寒いウクライナならではのサービスですが、日本にもあって欲しいサービスです。

英語の表記も無く、街から離れた場所にあるので、恐らく外国人はほとんど来ないのではないかと思いました。ローカルの人たちの情報というのは、なかなか観光客には味わう機会が無いものですが、これは行ってみないと勿体ないと思いました。

日本の温泉に行った時のようなリラックス感と気持ち良さ。次回、資産設計実践会でキエフに行く機会がありそうですが、その時もまたみんなでバーニャに行ってみたいと思います。

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※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所、株式会社資産デザイン・ソリューションズは、国内外の不動産、実物資産のご紹介、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。また、投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。


編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2019年11月29日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。