米プロバスケットボールの元スーパースター、ブライアン・コービーさん(41)が乗ったヘリコプターが26日、ロサンゼルス近郊で墜落した。現地報道によれば、当局者の安否確認で、コービーさんや13歳の娘を含む9人の搭乗者(パイロット1人、乗客8人)で生存者はいなかった模様だ。
コービーさんは1996年からの20シーズンに渡り、ロサンゼルス・レイカーズで活躍。とくに2000年から2010年にかけ、優勝5回、MVP1回、得点王2回に輝くなど頂点を極めた。
日本との“ゆかり”でも知られ、元NBA選手でもあるコービーさんの父親が息子に「Kobe」と命名したのは、お気に入りのステーキハウス「Kobe Steak House」の店主から神戸の名前の由来を聞いて気に入ったことだった。2001年には神戸市から「神戸大使」を委嘱されたこともあった。
日本でも27日早朝から速報が流れたが、日米のバスケ界、ファンなどがネットで悲しみの声をつづった。
コービーさんより上の世代のスターとして、しばしば比較もされたマイケル・ジョーダンさんは「いい表しようのない悲しみだ。彼は私にとって弟のようだった」とする声明を発表。
昨年NBAにデビューした渡邉雄大選手(メンフィス・グリズリーズ)も「嘘でしょ」と絶句。
NYTは、ロサンゼルスの記念碑に集まり、悲嘆に暮れるファンの動きを伝えた。
トランプ大統領も「terrible news!」と衝撃の心境をつづった。
https://twitter.com/realDonaldTrump/status/1221535503868223488?s=20