共産党の志位さんが小沢一郎氏の政治塾で講演したそうだ。
共産党の変貌ぶりが目覚ましい。
志位さんだからここまで出来るのか、それとも共産党自体大きく変質したのか知りたいところだ。
私自身は共産党とは一線を画しておきたいと思っているが、共産党の方々は最近は人当たりがいいようで、どなたとも適当に折り合いを付けることが出来るようだ。
その内に立憲民主党の方々とも連携を取るようになるのだろう。
気が付いたら、皆さん、いつの間にか共産党に呑み込まれてしまっていた、などということになりませんように。
今の共産党に細胞なるものがあるのか知らないが、かつての共産党を多少でも知っておられる方なら、共産党とはあくまで一線を画しておきたいと思われるはずである。
多少綱領を変えたとしても、共産党は、共産主義や共産革命の理念は捨てていないはずだ、というのが私の認識である。
日本の共産党は、議会制民主主義の信奉者の集まりで、決して地下組織を持っていたり、外国の共産主義国家や共産党と連携していない日本独自の政党だというのであれば、忌まわしい過去を背負っている「共産党」の党名を変更するくらいのことをされたら如何か、というのが私の見解である。
共産党の志位さんと小沢一郎氏が繋がったので、一見共産党中心の野党連携の流れが強まったような気がするが、さて、立憲民主党の枝野氏はどう動くか。
多分、心中は穏やかではないはずである。
編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2020年2月10日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」をご覧ください。