区民から“クレーム”…それでも地元の飲食店を応援し続ける

こまざき 美紀

実はとてもショックなことがあったんです。

今、一生懸命、北区の飲食店でご飯買っているんです。
質問がありましたが、もちろん自費です。

「このままだと持たない」と地元飲食さんの声を聞いて自分にできることをしたいと思って。

買うだけじゃなくて、話を聞いて必要な支援を案内し相談を受けることもあります。

そして、一人でも多くの方がそのお店を利用してくれるようにと必ず宣伝しています。

新型コロナ対策で北区の飲食店が団結‼️「赤羽出前団」「三益酒店 飲食店応援プロジェクト」に「#東京都北区帰宅メシ」も‼️

でも、区民の方からクレームがきたんです。

その内容にとても傷つき泣きそうになりました。

毎日のようにお弁当を買っている投稿をツイッターで見せられて、ひとり親の方がみたら、どういう思いをするか?

贅沢ではないか。

不愉快だ。

まさか領収書を経費で落としていないか?

きちんと(SNS等で)説明してほしい

手作りを子どもに食べさせないのか

800円の弁当が買えない人が納めた税金から収入を得ている人が、帰宅メシをアップして宣伝するのはいかがなものか?

しまいには、北区役所の広報課へクレームを入れた方もいます。

不快に思わせてしまった方 大変申し訳ございません。

しかし、これは私にとって優先順位が高い大切な草の根活動です。

今、みんなでこの国難を乗り越えようと一致団結して頑張っている時です。

赤羽OK横丁の貴順(よりき)の貴ちゃんは、
「いつもありがとう。みんなで頑張ろうね!」

北区赤羽のラクレット×ラクレットなど手掛けるオーナーあっきー(及川さん)も
「ぜひ、お店の宣伝よろしく!」

と、現場の仲間と声を掛け合っています。

赤羽せをりぃの山根さんからは

「商店街で自分の店だけ生き残っても意味がない。みんなで生き残ってこそ、意味がある」

この言葉が胸に突き刺さり、やはり、迷わず自分に出来ることをしなくてはならないと強く思いました。
一部、批判や嫌がらせを受け心が折れそうになりましたが、私は、止めるわけにはいきません。

これからも、引き続き、#東京都北区帰宅メシ プロジェクトに心から賛同し、地元飲食店を応援し続けます。

不愉快に思われる方には申し訳ございませんが、ご理解いただければと思います。


編集部より:この記事は、東京都北区議会議員、駒崎美紀氏(無所属)のブログ 2020年5月11日の投稿を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方はこまざき美紀オフィシャルブログをご覧ください。