明日に投開票日が迫る東京都知事選挙ですが、あたらしい党が推薦する「話を聞く男」小野泰輔・都知事候補と、公認する「多様性の女神」佐藤こと・都議候補を支持する声は日に日に高まっています。
あたらしい党とは音喜多駿・参議院議員が党首を務める、企業や組織とのしがらみをもたない地域政党です。これまで統一地方選挙・北区長選挙・参議院選挙という激戦を、ボランティアの手作りで戦ってきました。
わたしもあたらしい党結成当初、政策集作成から参加しております。
今回あたらしい党が応援する小野泰輔・佐藤ことどちらも、大変良い候補だと自信を持って言えます。しかし情勢は未だ「追う側」、ぜひお二方に活躍の場に立っていただきたい。いてもたってもおられず、応援記事を投稿することとしました。
今後4年間、ブラックボックス都政で良いのか
4年前小池都知事が誕生し、その腹心として音喜多駿が選挙を仕切っていた頃、情報公開に基づいたフェアな政治が芽生えると期待していました。しかし現実に起こったのは厳しい情報統制で、音喜多駿は去り、いつの間にか旧来の政治へと戻っていきました。
(参考)都議選(2017)候補者から見た都知事選挙と北区都議会議員補欠選挙 ― 宮本舜馬 (あたらしい党荒川区議会議員)
現時点でも小池都知事は再度の外出自粛基準などに関して、検証可能な具体的数値目標を明言していません。また自ら決めた自粛解除ロードマップをうやむやにするなど、科学も手続きもないがしろにしています。
このような「ブラックボックス」なやり方のまま、秋冬にも起こりうる感染拡大第2波・第3波を迎えて良いのでしょうか。そのたびに小中学校や飲食店は振り回され、再びの休業や自宅学習が必要になるかもしれません。その時、既に財政積立金の95%を使用してしまった小池都知事は、今後の感染対策費や休業補償を考えなかったのでしょうか。
「話を聞く男」小野泰輔・都知事候補の挑戦
泡沫候補で終わろうとも都政のありかたに議論を巻き起こさなければならないと立ち上がった、元熊本県副知事・小野泰輔は、人々の声をよく聞き、行政をしっかり前に進めてきました。
小野泰輔の取り組みが良いものだったことを象徴するのが、熊本の若手農家たちが自主制作したこの動画だと思います。
都知事選立候補以降、生田よしかつ・立川談慶・堀江貴文・政治に興味のある学生ら、多くの人たちと小野泰輔は対談していますが、その中で特徴的なのはじっくり話を聞く姿勢だと感じました。その懐の深さが、相手からの「応援するよ」を引き出すのでしょう。
一方で当初は行政マンらしく地味な話しぶりでしたが、この選挙戦の中で演説能力は爆発的に伸びています。わりと冗談好きで、40代らしくデジタルシフトにも前向き、停滞している行政手続きの改革が一気に進むのではないかと期待させられます。
また出馬宣言から2週間ほど、凄まじい量の選挙活動を続けており、多くの地域を巡り、多くの人々と会ってきています。この常人を上回る行動力と情熱は、多くの癌サバイバーを勇気づけるのではないでしょうか。
「多様性の女神」北区の佐藤こと
音喜多駿の後継者として北区選出都議を狙う佐藤ことは、あたらしい党内で「多様性の女神」と呼ばれています。
帰国してからは障碍者の就職を支援する企業に勤め、同時に1児の母としてワンオペ育児の辛さも体験し、政治を変えたいと政治塾の門を叩いたそうです。
その経緯から多様な観点・様々な政策を論じることができ、英語も手話も堪能。それなのに飾らない自然体のありようで、ついた二つ名が「多様性の女神」。
このような凄まじいハードスケジュールは、ただ「政治家になりたい」とかではなく、絶対に譲れない、強い想いがあるからやれることでしょう。そんな中でもユーモアと気遣いを忘れないのがスゴイと、最も近くで見ているボランティア仲間から声があがっています。
佐藤ことが都議会で活躍することができれば、音喜多駿直伝の「情報公開」で都政のブラックボックスに光を当て、多様な人々に向けて開かれた都政を実現することができると感じさせます。
まとめにかえて
ボランティア仲間が良いこと言っていました。
だからこそ、変えていけることがあるんだと思います。
都知事には小野泰輔、北区都議には佐藤こと。投開票日まであと数日、あたらしい党ボランティアの活躍とともに、ぜひご注目ください。
【編集部より】本稿は東京都知事選、都議補選(7月5日投開票)候補者の応援寄稿です。アゴラとしては特定の候補者を推奨するものではありません。また、主要候補本人、および陣営関係者の応援記事についてご投稿は歓迎しております(万一の公序良俗違反、あきらかな事実誤認等がある場合、ご相談させていただく場合もありますが、基本的には掲載する方針です)。