ユーチューブの「チャネル登録10万人」に必要なこと

7月から充電中のユーチューブですが、そろそろ活動再開しようと動き出しました。

今年の2月から6月末まで毎日アップして、チャネル登録は2000名弱。登録1000人に到達しない人がほとんどという話なので、頑張った方かもしれませんが、知り合いにもチャネル登録数万人という人が結構います。現状の数字にはまったく満足していません。

取り敢えず始めることを優先して、走りながら考えるというやり方で進めてきましたが、やはり自分一人であれこれ試行錯誤しても限界があります。ユーチューブのマーケティングをやっている専門家の方に会って話を聞くと、根本的な発想の転換が必要であることがわかってきました。

私はブログやフェイスブックは頻繁に更新しますが、ユーチューブはそれらのメディアとは対象とする人たちも、アプローチ方法も全く異なるそうです。だから、ブログの延長線でユーチューブを続けても限界があるということです。

ブログやフェイスブックは、情報発信者がどちらかと言えば、上から目線で、マウンティングする傾向があります。

人のことは言えませんが、フェイスブックの投稿を見ていると、有名人との交友関係の自慢や、ミシュラン飲食店の訪問自慢と言った内容が目に付きます。

ブログも自分の主張をロジカルにまとめたものが多く、評論家的なポジションがスタンダードです。

しかし、ユーチューブでは、上から目線は禁物だそうです。むしろ、格好つけないで素の自分をさらけ出し、ツッコミどころ満載で登場した方がウケると言うのです。

ブログやフェイスブックとは根本的に異なる戦略を立てて、実行する必要があります。

充電して、どうせ再開するのなら、チャネル登録10万人ぐらい目指してやってみようと思います。「やれるもんならやってみな」という声が聞こえてきそうですが、今度は取り敢えず走るのではなく、じっくり戦略を練って再チャレンジしてみるつもりです。


編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2020年8月7日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。