中国のダブルス元世界ランキング1位である彭帥選手(35)が、中国共産党の幹部だった張高麗元副首相(75)から性的関係を強要されたとSNSの微博(ウェイボ)で告発しました。
その後、消息が不明になっています。世界中が不安となり、さまざまな憶測が飛び交っています。
テニス=WTA、中国から事業撤退も 彭帥の消息不明問題で
女子テニスのツアーを統括するWTAのスティーブ・サイモン最高経営責任者(CEO)は18日、ダブルス元世界ランク1位の彭帥(中国)への対処に問題があった場合、中国でのトーナメント開催から撤退する用意があると警告した。
WTA(世界の女子プロテニスをする女子テニス協会)のツアーを担当するスティーブ・サイモン最高経営責任者(CEO)は、中国からの撤退も辞さないという発言もしています。
テニス界からは彭帥選手を心配する声が上がっています。
その後、彭選手からWTAにメールで「性的暴行疑惑は真実ではない。私は行方不明ではなく、安全。家で休んでいるだけで、すべて順調」との内容が送られてきたとのことですが、WTAは「彭選手が書いたものではない」と断じました。
不倫告白テニス選手“無事”メールを中国メディア公開も「信じ難い」WTA - 社会 : 日刊スポーツ
中国の女子プロテニス選手、彭帥(ポン・シューアイ、35)が、中国共産党最高指導部メンバーだった張高麗前副首相(75)と不倫関係にあったと告白し、消息不明になっ… - 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkansports.com)
彭帥選手はまもなく会見を開くとのことです。そこでどのようなことが語られるのでしょうか。
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外交問題にも発展してきてしまいそうです。
日本も対応に迫られます。
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著名選手の告発から始まった一連の事件は、外交問題やオリンピックのボイコットに発展してしまう可能性も出てきました。今後の動向が注目されます。