ウクライナ情勢：天然ガスのルーブル決済、中国脅威で台湾から資本が流出

ホワイトハウスによると、ジョー・バイデン米大統領は、サミット期間中にロシアの政治家やオリガルヒに対する制裁措置を発表する予定です。今日の重要な会議に先立って、アメリカ政府はまた、ロシア軍がウクライナで戦争犯罪を行ったと正式に宣言しました。

ゼレンスキー大統領は、ロシアの侵攻から1カ月を迎えるにあたり、ウクライナへの支持を示すために街頭に出るよう、あらゆる人々に呼びかけています。

世界の指導者たちは、ロシアのウクライナ侵攻への対応で団結をしようと、臨時のNATOサミットのためにブリュッセルに集まっています。木曜日には、欧州理事会とG7も開催されます。また、ジョー・バイデン米国大統領は、出席するブリュッセルでのNATO緊急首脳会議を前に、世界的な支援を呼びかけました。

NATO事務総長は、サミットで東欧駐留軍の大幅な増強を承認したと発表しました。

ウクライナでは、ロシア軍から領土を奪還するためにウクライナ軍が戦っているため、戦争は続き、双方とも死者数は増加しつづけています。

また、プーチン大統領は23日、非友好国に指定した欧州や日本などの企業に対し、天然ガスなどの決済で、ロシアルーブルでの支払いを求めると表明しました。

また、台湾では、ロシアがウクライナに侵攻したことで、中国が台湾に対して軍事力を増強するのではないかという懸念が高まっています。そのため前例のない資金逃避を引き起こしたとされています。

アジアも他人事ではなくなってきました。