パナソニックは、「選択型週休3日制」を試験的に導入する方針を明らかにしました。今年度中の導入を目指すとのことです。
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【読売新聞】
それに先んじて、日立製作所も給与維持で「週休3日制」の導入を目指すと発表していました。
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同社の「週休3日制」は、各方面からツッコミが入りボヤ騒ぎとなりました。
そのためか、パナソニックホールディングスの三島茂樹執行役員は、「1日の所定労働時間は変えず、月間の労働時間を減らす方向で検討している」と述べました。
ただし、同執行役員は「給与への影響は労使協議や社員個々への影響を含め、ていねいに検討していく」と付け加えています。こちらは下げるとも言ってませんが、給与維持は約束されていません。慎重です。
労働時間は変わらず給与維持か、賃金は減っても労働時間削減か、物価が高騰する中、悩ましいところです。
昨年パナソニックは希望退職者を募ったところ、将来期待していた人材までやめられてしまったので、危機感が醸成されているのかもしれません。
週休3日制、アメリカは高度人材の取り合いという理由で導入されました。一方の日本は残業代の削減が本音だということにならないといいですね。