沖縄には自由な人たちが集まっている

ワーケーションの人体実験で沖縄に来ています。

ホテルに滞在しながら、リモートで仕事をし、空いた時間は秘境サウナに出かけたり、地元のレストランに食事に行ったりと自由きままに過ごしています。

地元の人たちと話をする機会もありますが、その多くは沖縄に移住してきた人でした。

東京や福岡といった場所から沖縄に移り住み、沖縄で仕事をしています。

昨日出かけた屋外サウナ(写真)で会った女性スタッフは、会社を辞めて沖縄に旅行に来て、たまたまこのサウナのオーナーと出会い、そのまま雇われて今は住み込みで働いているとの事でした。

大自然の中でのんびりと仕事をしながら、好きなことをして生きていく今の生活が最高だと幸せそうでした。東京でスーツを着て会社員をしていたのは、夢だったのではないかと笑いながら話していました。

コロナ渦によって、東京のような都会で毎日通勤してオフィスに出かけるライフスタイルは、何かがおかしいのではないかと気づく人が増えました。

すべての仕事がリモートでできるわけではありませんが、意味もなく会社に出かける生活はおかしいと、移住や転職をしてライフスタイルを変える人が増えているのです。

沖縄に移住してきた人たちに共通するのは、表情が明るく、前向きで、人生を心から楽しんでいるように見えることです。そして自分の人生は自分で決めるという強い意志を感じました。実際に移住をすれば、様々な苦労やストレスもあるのかもしれません。しかし、自分の好きなことを自分で選択しているという満足感があるように感じました。

JEN_n82/iStock (編集部)

私は、東京での生活に満足しており、沖縄に移住するほどの度胸はありません。でも、沖縄の生活を満喫している人たちのスローライフを見ているうちに、少しうらやましい気持ちになりました。


編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2022年4月24日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。