全国で最も多い6議席を34人の候補が争う東京選挙区。自民党は朝日健太郎氏と生稲晃子氏で2議席獲得が有力視されています。立憲民主党の蓮舫氏、公明党の竹谷とし子氏、共産党の山添拓氏といった3人の現職が当選圏に入っています。
参院選 東京選挙区の中盤情勢
【読売新聞】朝日が安定感を増し、蓮舫、竹谷、生稲が続く展開。残る2議席を巡り、山添、海老沢、山本、松尾が激しいデッドヒートを繰り広げている。朝日は、支持団体回りを徹底し、自民支持層の約4割を固めた。ビーチバレー元五輪選手の経歴を生か
ただし、報道機関の調査によっては共産・山添氏も厳しい戦いを強いられています。また、立民・蓮舫氏のトップ当選も危ぶまれています。
このため、残りの1~2議席をめぐり、共産現職・山添氏と、日本維新の会新人・海老沢由紀氏、れいわ新選組代表・山本太郎氏と、立民新人・松尾明弘氏の激しい争いとなっています。
また、ファーストの会代表・荒木千陽氏、無所属新人・乙武洋匡氏、社民新人・服部良一氏は厳しい戦いを強いられています。
報道機関によって多少ばらつきがありますが、情勢はあらかた固まってきています。
政党の力も大きいですが、東京選挙区は候補者の知名度がものを言います。
現時点では半数近くの人がまだ投票先を決めていないと言われており、社会情勢によっては選挙の帰趨が揺れ動く可能性も低くはありません。
参院選の結果によって、岸田首相の今までの政権運営が支持されたことになってしまうのでしょうか。
今回の参院選は、全国45の選挙区で75人の定員に対し、367人が立候補しています。定員50の比例代表は15の政党と政治団体が争っています。