岸田首相は、新型コロナウイルス対策の関係閣僚と協議し、感染者の「全数把握」の見直しの検討に着手するよう指示しました。また、「2類相当」の運用のあり方についても、議論を急ぐよう求めました。
コロナ感染の全数把握見直し、岸田首相が検討指示…季節性インフルと同じ5類相当の議論も
【読売新聞】 岸田首相は15日、加藤厚生労働相ら新型コロナウイルス対策の関係閣僚と協議し、全ての感染者を確認する「全数把握」の見直しの検討に着手するよう指示した。全数把握などの根拠となっている感染症法上の「2類相当」運用のあり方全般
加藤勝信厚労相も、NHK番組で、新型コロナウイルスの感染症法上の扱いの見直しについて「公費負担をどうするかなど、総合的に考えながら判断しなければいけない」と述べました。
山際大志郎経済財政・再生相は、「ウイルスの性状に合わせ、法律上の扱いを含めて議論している。適切なタイミングで対応できることをやっていく」と語っています。
コロナ分類見直し、厚生労働相「公費負担含め総合判断」 - 日本経済新聞
加藤勝信厚生労働相は14日のNHK番組で、新型コロナウイルスの感染症法上の扱いの見直しについて「公費負担をどうするかなど、総合的に考えながら判断しなければいけない」と述べた。山際大志郎経済財政・再生相も「ウイルスの性状に合わせ、法律上の扱いを含めて議論している。適切なタイミングで対応できることをやっていく」と語った。新...
また、世論調査でも2類の「見直し必要」が58%になるなど、世間の空気も変わってきましたが、「検討指示」という慎重な姿勢を貫いています。
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「検討に着手するよう指示」という姿勢に疑問の声も上がります。
やっぱり検討使だと落胆する声も聞こえます。
岸田政権と専門家には荷が重いという指摘も。ただし、尾身氏のほうが「全数把握をやめろ」と言ってる可能性もあります。
仮に5類になっても、われわれはマスクをつけつづけるのでしょうか。
医療現場は疲弊し切っていますし、医療費の配分もおかしなことになっています。
現場の医療者の人たちも十分わかっているようです。
なにより、現役世代はさらに疲弊し切っています。
検討や指示ではなく、決断のときです。