「週刊文春」は、岸田文雄首相の後援会長である崇城大学の中山峰男学長が旧統一教会の関連団体で議長を務めていることを「スクープ」しましたが、記事のキレ味はいまいちのようです。
「日韓トンネル建設を推進」岸田文雄首相の後援会長は「統一教会」関連団体の議長 | 文春オンライン
統一教会(現・世界平和統一家庭連合)との関係性を踏まえ、内閣改造に踏み切った岸田文雄首相(65)。自身の後援会長が、統一教会の関連団体で議長を務めていることが「週刊文春」の取材でわかった。首相はこれ…
中山氏は2011年から、「日韓トンネル推進熊本県民会議」の議長で、日韓トンネル構想は旧統一教会の教祖・文鮮明氏が提唱したプロジェクトだそうです。
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ただし、かなり強引に出来事を繋いでいるため、ちょっとスクープとは言い難いようです。
タイトルは立派だが、内容はともなっていないのではないかと。
日韓トンネルはそもそもプロジェクトとして動いていたのでしょうか。
これも立憲民主党へのブーメランになりそうです。
右派の方がたは日韓トンネル建設のほうに反応して反対しています。
文春の記事は左派の人びとの想像力を掻き立ててしまったようです。
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旧統一教会は21日に「各報道機関と当法人および友好団体等とのこれまでの関わり等について、過去に遡って詳細な調査を進めております。調査結果がまとまり次第、全面的に公表させていただく予定です」と発表しています。メディアはこちらを黙殺するのでしょうか。
統一教会の逆襲「関わりあった報道機関を公表する」にマスコミは沈黙
統一教会(世界平和統一家庭連合)が「異常な過熱報道に対する注意喚起」というプレスリリースを出し、「各報道機関と当法人および友好団体等とのこれまでの関わり等について、過去に遡って詳細な調査を進めております。調査結果がまとまり次第、全面的に公表...