松野博一官房長官は、記者会見で、新型コロナウイルスの水際対策を10月11日から緩和すると正式に発表しました。一部の国からの入国・帰国者に求めている空港での入国時検査を原則撤廃します。
入国時検査を原則撤廃 政府、水際措置の緩和正式発表 - 日本経済新聞
松野博一官房長官は26日の記者会見で、新型コロナウイルスの水際対策を10月11日から緩和すると正式発表した。一部の国からの入国・帰国者に求めている空港での入国時検査を原則撤廃すると明らかにした。ワクチン3回接種の証明書か、PCR検査などでの事前の陰性証明書があれば入国できるようにする。各国・地域をウイルスの流入リスクが...
ワクチン接種証明書やPCR検査など、事前の陰性証明書があれば入国できるようにします。ビザなしでの短期滞在や、個人旅行も再開し、1日5万人までの入国者数の上限は撤廃されます。
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水際対策の緩和は以前から指摘されてきましたが、ようやく現実になるようです。
科学的・論理的な思考の欠如のせいで、水際対策の緩和は諸外国に比べ遅れに遅れました。
インバウンドに期待する声と。
政策の矛盾を心配する声があります。
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そして、外国人観光客が加わることで価格上昇圧力が高まって、日本人が国内旅行に行けなくなるのではないかという心配の声もあります。
国内旅行は今のうちに行っておいた方が良い
世界経済フォーラム(WEF)が発表した旅行・観光開発ランキング(2021年版)で、日本が世界第一位にランキングされたそうです。ちなみに、2位は米国、3位はスペインとなっています。
「航空インフラ」「地上・港湾インフラ」といった利便性か...
アメリカで「日本の宿泊がなんでこんなに安いのか」と訊かれて以下のように返答しています。
外国人の感覚に合わせてインフレが進むかもしれません。
一方で、旅行以外でもインバウンドが日本のチャンスになるとの見方も。
あっちを立てればこっちが立たずですが、まじめに愚直にビジネスを続けてきた人たちには朗報になりそうです。