アメリカの消費者物価指数の発表をうけ、1ドル=146円近辺で推移していたドル円レートが一気に141円台となり、1時間の間に4円以上の円高が進みました。一時は140円台前半と、9月上旬以来の円高ドル安水準を付けました。
10日に発表された10月のアメリカの消費者物価指数が、市場の予想を下回ったことから、FRBによる金融引き締めが鈍化するという見方が広がったことから円が買われました。
しかし、あまりの急激な変動に政府・日銀による為替介入もあったのではという観測も広がっています。
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為替介入があった痕跡が見られるようです。
介入があったとすれば、そのタイミングが完璧だという指摘もあります。
財務省や日銀は一流のトレーダーだとほめそやす声もあります。
為替介入でめっちゃ儲かっているようです。
介入の原資が心配されていますが、余力まだまだあるとの見方も。
もちろん、介入だけでなく、インフレがピークアウトするという見込みも円高の大きな要因です。
ただし、その介入の効果には懐疑論もあります。
無駄な為替介入どんだけやるんだろうという声も上がっていました。
11日朝のドル円レートは、141円中盤となっています。