食品宅配大手のオイシックス・ラ・大地の高島宏平社長は、藤田和芳会長の監督責任を明確にするため、3月末まで役員報酬の1割を自主返納することを発表しました。
藤田会長がXで東京電力福島第1原発の処理水を「放射能汚染水」と発言した問題でオイシックスの会長を辞任したことを受けてのことだそうです。
オイシックスの高島宏平社長は「エモーショナルな議論が多く、オープンで冷静な議論が必要と痛感しました」というエモーショナルな発言で切り抜けました。この後ポストはありません。
また、自社へお批判対しては言い方が悪いと反論。
高島社長は謝罪と思われる投稿は空気語で濁してしまいました。また、会長の不適切投稿を今まで見て見ぬふりをしてきた会社の体質に問題はなかったのでしょうか。
高島社長は「エモーショナルな議論」とか「オープンで冷静な議論」などといった言葉でウヤムヤにしてしまっていいのでしょうか。
当初は権力闘争の一環ではという穿った見方もありましたが・・・。
農業ジャーナリスト浅川芳裕氏の取材では藤田会長のXアカウント自体が以前からオイシックスの運用下にあることが判明したとのことです。
高島社長のオイシックスが藤田会長の大地を守る会と合併したことにいったいどんな理由はあるのでしょうか。
藤田社長は業界ではまともだなほうだったという指摘も・・・。
ビジネスとはなにかということを改めて考える機会になるといいですね。