筋トレは、仕事にもプラスになるのではないか仮説

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毎週西麻布のスタジオに行ってパーソナルトレーニングを受けています。

場所柄もあってか、通っている人には企業経営者の方などが多いようです。

トレーニングが終わってふと思ったのは、筋トレをすると、仕事にもプラスの影響があり、結果として仕事の能力も高まるのではないかということです。

なぜなら、仕事と筋トレには共通する要素がとても多いと感じるからです。

例えば、仕事において重要なのは、計画を立てて、それを継続して実行できる能力です。筋トレでも目標設定をしっかり行い、それを淡々と続けられることが成果につながります。筋トレのアプローチ方法は仕事にも応用できます。

また、トレーニングは、やみくもに数をこなすだけではなく、効果的なメニュや頻度などをロジカルに考える必要があります。このような効率を重視する考え方は、ビジネスの進める際にも限られたリソースを有効に使うために極めて重要です。

そして、筋トレは、正しい方法で続ければ必ず成果が出ます。つまり、やればできるという結果に対するポジティブな確信を持てるようになります。これはビジネスを続ける時に、必要なマインドセットです。

さらに、筋トレによって体型が変わると、それが自信につながり、自己肯定感を高められるのもビジネスにはメリットです。そして、だらしない体型の人より引き締まった肉体を持った人の方が、自己コントロールができ好感を持たれることが多く、仕事の成果が上がるのは当然です。

因果関係を統計的に調べたわけでは、ありませんから、ここまでの話は全て私の勝手な妄想による仮説です。

もしかしたら仕事ができる人は、経済的に余裕があるから、パーソナルトレーニングに通う人が多いだけかもしれません。こうなると、原因と結果が全く逆になります。

実際に指導をしているパーソナルトレーナーの人にも、私の仮説に対する意見を聞いてみようと思います。


編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2022年11月28日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。