贈賄罪に問われていた紳士服大手AOKIホールディングス前会長・青木拡憲被告(84)ら3人が、東京地裁の初公判で起訴内容を認めました。
また、東京地検特捜部の捜査で参考人として事情聴取を受けていた大会組織委員会会長・森喜朗元首相(85)の供述内容も明らかになりました。
検察側の冒頭陳述によると、森元首相は、スポンサー決定が自身に一任されていたことや、スポンサーに選ばれる前のAOKI側の人物と会食していたことを認めているそうです。
また、森元首相は高橋被告の理事就任について、竹田恒和・日本オリンピック委員会(JOC)前会長(75)から推薦を受けたと述べているそうです。
森元首相は「電通出身者が理事にいたほうがいい」と思い、それまでに高橋被告が集めた資金の一部が使途不明になっているという「よからぬ噂 」も耳にしたものの、最終的に理事就任を受け入れたと説明しています。
その高橋被告は「何だかんだ言っても決めているのは森さんだ」とAOKI側と森元首相の会食の場を設定したそうです。
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本丸は炎上せずに終了したとされていましたが、検察は踏み込んだようです。
組織委の非常に日本的な配慮が原因だったのではないかと言う見方も。森元首相の存在はとても日本的で神輿感が強いのかもしれません。
森元首相が組織員会委員長になってからおかしくなったという指摘もあります。
先日も森元首相の「ゼレンスキー大統領批判がウクライナ人を苦しめた」という発言が話題になりました。
どこまでが地検の筋書きなのか注視が必要ですが、全容が少しでも解明されることが期待されます。