スウェーデンの環境活動家、グレタ・トゥンベリさんは、ドイツ西部の炭鉱拡張に対する抗議行動で警察に拘束されました。
炭鉱を建設するために取り壊される予定のリュッツェラート村で事件は起こりました。この1週間で環境抗議行動が大規模になり、土曜日には少なくとも15,000人がデモを行ったそうです。ドイツではかなり注目されている運動のようで・・・。
警察は、ここ数日の降雨で軟化していることから、デモ参加者を「危険区域」から撤収させるために、拘束しました。そのうちの一人がグレタさんだったそうです。
グレタさんは土曜日の集会でメインスピーカーを務め、最初に拘束されたのは日曜日でしたが、すぐに抗議に戻り、火曜日にはまた拘束されたということです。
そして、火曜日に拘束されたグループはその日のうちに釈放されたとのことです。
これを逮捕というのかという疑問の声も。「グレタ氏が反石炭気候変動デモでドイツ警察に拘束された。反ロックダウンのデモ参加者が警察によって残酷に殴られたことと比べてみるべきだ」
鉱山を運営する企業によると、この集落にはかつて約100人の住民が住んでいましたが、2017年以降、全員が移転しており、それ以降は空いた建物を抗議者たちが占拠している状態になっているそうです。
そして、日本でも起きかねない事故だという指摘も。あ、・・・すでに起きているようです。
鉱山を運営するRWEによると、このリュッツェラート村にはかつて約100人の住民が住んでいましたが、すでに全員が移転しています。それ以来、空いた建物には抗議者たちが不法占拠しているそうです。
裁判所の退去命令を受け、警察が強制的に排除し始めたことに対し、環境活動家はここ数ヶ月、同地に限らずドイツの主要都市の道路や空港の滑走路を封鎖するデモなどをほぼ毎日抗議を行なっていました。