財務省が発表した2022年の貿易統計(速報)によると、貿易収支は19兆9713億円の赤字となりました。赤字幅は1979年以降で最大となりました。
前年から大きく赤字が増えました。2010年まで黒字だったのですが。
https://twitter.com/goto_finance/status/1615907349994278914
輸入が大きく伸びました。資源高の影響が大きいです。
過去10年で製造業は海外現地生産を増やしたので、円安だからといって輸出は増えません。
貿易赤字が継続すれば、さらなる円安からさらなる貿易赤字というなる可能性もあります。
いつの時代も、円安になっても、円高になっても、問題になります。
一方で、11月の経常黒字は過去最大の黒字となっています。海外子会社から受け取る配当金や利子収入などが、円安効果で大幅に拡大したものとみられます。
ただし、経常赤字が定着するのも時間の問題かもしれません。