30日の衆院予算委員会で、岸田文雄首相は、欧米歴訪に同行した長男の翔太郎氏が公用車で観光や買い物をしたという写真週刊誌の報道について触れました。
「さまざまなご指摘をいただいていることは事実。より緊張感を持って(息子の)行動について考えなければならない」「肯定も否定もしない」などと述べました。
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この答弁に対しては、さすがに国民を馬鹿にしているのではという感想が多く持たれてしまいました。
税金を使って遊びまわっていると思われてもしかたありません。
比べてもしょうがないですが、個人の問題でしょうか?それとも時代の流れでしょうか?
現時点での岸田首相の答弁は実に巧みなようです。
一流写真週刊誌・フライデーによると、
岸田文雄首相の長男で「政務秘書官」を務める翔太郎氏の「諸国漫遊」が問題になっている。首相に同行した先のパリ、ロンドンで「公用車を使って観光三昧」「ビストロでディナー」「要人と記念写真おねだり」などが、現地での活動内容だという。
ということだそうす。
なんだかとっても平和な、というか茫洋とした光景が目に浮かびますね。
外務省は同日、立憲民主党の質問に「観光施設の中には一切入っていない」と観光が目的ではなかったとする回答を出しています。この回答が今後おかしなことにつながらないといいのですが。
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やはり名門政治家家系ともなると、“育ち”がちがうのかもしれません。
翔太郎氏を通じて、フジテレビ局の女性記者に官邸の情報が漏れた事件に続いて、同氏の首相秘書官としての“適正”が問われています。