アートは美術館ではなく「自宅で鑑賞」する

毎回金融商品や不動産などの実物資産の投資情報が集まるインナーサークル資産設計実践会。今月の月例会ゲストには、若手アーティスト8名が作品を持ってきてくれました(写真)。

現代アートのコレクターとしても知られるbetween the artsの創業者でもある大城さんの紹介です。

大城さんが、これからブレイクする可能性がある若手アーティストに声をかけてくれ、このような貴重な機会が実現しました。

アートと言えば、日本人は美術館巡りが大好きです。アートとは美術館に行ってお金を払って鑑賞するものと思い込んでいます。

しかし、人気の美術展になると行列をして、中に入っても落ち着いて見ることもできません。

そんな美術館で慌ただしく鑑賞するより、自分の好きな若手アーティストの作品を購入し、自宅で好きな時に好きなだけ楽しむ。作品を購入することで、アーティストを応援しながら将来の可能性に賭ける。その方が、豊かな楽しみ方ではないでしょうか。

メジャーなアーティストとは、なかなか直接触れ合う機会がありません。でも、若手アーティストとは個展などで会場に行けば、会って話すことができます。

今回紹介してもらった作品は、安いものは10万円以下から手に入れることができます。全員の作品を1点ずつ購入しても100万円程度。

しかも、法人名義でアート作品の購入すると、減価償却などの節税メリットもあります。

私もすでに、何名かの若手アーティストの作品を購入し、自宅の壁に飾って楽しんでいます。この中から、もしかしたら将来の草間弥生や村上隆が生まれるかもしれません。

アーティストの皆さんには懇親会にも参加してもらい、更にメンバーとの交流を深めることができました。平成生まれの若手アーティストたちの今後の活躍を、作品購入を通じて見守っていきたいと思います。

Musée du Louvre HPより


編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2023年4月9日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。