4月10日に植田和男・日銀新総裁の就任会見が行われました。
大規模緩和は継続し、現状ではイールドカーブ・コントロール(YCC)を継続するのが好ましいとの認識を示しました。
また、黒田総裁下の金融緩和については、点検や検証があってもいいかと思っていると述べました。その黒田前総裁の評価も分かれています。
また、現状では金融政策だけで経済の中長期的な成長率を持続的にあげていくのは難しいと金融緩和の限界についても言及しました。
金融緩和の副作用もあったと述べています。金融緩和の修正を徐々に行っていくことになると思われます。
金融緩和継続のせいなのか、円安が進行し日経平均は上昇しました。