新宿にオープンした「東急歌舞伎町タワー」にできたトイレが話題になっています。2階にある「男性専用トイレ」「誰でもトイレ・多目的トイレ」という区分けのジェンダーフリートイレの出現に、実際の利用者から「心配だ」「使いづらい」といった戸惑いの声が多く聞かれました。
東急は事態の収拾に追われました。
HPでは、ジェンダーフリートイレの設置は、
国連の持続可能な開発目標(SDGs)の理念でもある「誰一人取り残さない」ことに配慮し、新宿歌舞伎町の多様性を認容する街づくりから、設置導入いたしました。
ということで、SDGsによるものだというエクスキューズが書いてあります。
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これが“多様化”の正体というものなのでしょうか・・・。
オープン初日にしてデザインの敗北を迎えてしまいました。
誰も幸せにならないトイレとなってしまいました。
ジェンダーレスって何?っていうことになってしまうのでしょうか。
ほどなく貼り紙で説明補足&警備員が配備される運びとなりました。
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ジェンダーではなく経済合理性に基づいた設計だったのではという穿った見方も。
北欧は(一部が)ジェンダーフリートイレで、すべて個室になっているそうですが、ちょっと使いづらそうですね。
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東京都新宿区歌舞伎町一丁目にできた東急歌舞伎町タワーは地上48階、地下5階で高さは225mとなっており、用途はホテル、劇場、映画館、店舗などで構成されています。コンセプトは外国人がイメージするトーキョーらしく、ぶっ飛んでいてよいですね。でも、見ているだけでお腹いっぱいになりそうです。