資産運用の仕事を30年以上続けてきました。また、ワインが好きで、ほぼ毎日のように飲んでいます。
しかし、ファイナンシャルプランナーやソムリエ、ワインエキスパートといった資格は持っていません。また、取ろうと思ったことも、少なくとも今まではありません。
資格有無に関係なく今まで仕事もしてきましたし、ワインも楽しめていると思っているからです(ワインのお仕事をしている方は、資格が必要なのかもしれません)。
ファイナンシャルプランナーでも、資格を持たない私のセミナーに参加する方もいます。ワインの資格を持っていても、ブルゴーニュやカリフォルニアの美味しいワインを私よりも良く知らない人もいます。
もちろん卓越した知識や分析能力を持った素晴らしい資格保有者もたくさんいることは、私が敢えて言うまでもありません。しかし「資格」というものに対する根本的な不信感がどうしても払拭できないのです。
ただし、国家資格だけは、別です。
宅建士やドライバーズライセンスを持っていなければ、不動産の販売説明をしたり、車の運転をすることは法律上できないのです。
実は、北海道の余市で夏に海で水上バイクを乗り回している同世代の「不良中年」の方に誘われて、この夏出かけることになりました。
その際、国家資格である特殊小型船舶操縦免許を取得すれば、余市の素晴らしい海(写真)で水上バイクが操縦できると知りました。
調べてみると、学科講習と実技講習を受け、国家試験で身体検査、学科試験、実技試験をパスすれば、最短で2日ほどで免許が取れることがわかりました。
資格のための勉強はとても気が進まないものですが、資格がないと運転できないのでは仕方ありません。
北海道に行くまでの数ヶ月の間に、何とか日程を捻出して、資格を取ってみようと思い始めました。
また、今月は別の友人に海釣りに連れて行ってもらいます。こちらも初めて見て気に入れば、船舶免許というのを取得すれば、ボートの操縦もできるようになります。
という訳で、20代の時に宅地建物取引主任者(今の宅建士)と証券アナリストの資格のために勉強して以来、資格試験とは無縁ですが、還暦を前に久しぶりに真面目に勉強してみようと思います。
編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2023年5月2日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。