大阪府は戦略本部会議で、私立や公立など高校の授業料の完全無償化に向けた素案を発表しました。現在は世帯年収による所得制限がありますが、2024年度から段階的に撤廃して26年度には全生徒の授業料を実質無償とします。
都道府県レベルでの高校の完全無償化は全国初です。府立大学も無償化するとのことです。これらには年約427億円の財源が必要になります。
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橋下徹氏は当然ながら大絶賛。
無償化を喜ぶ声が多く聞かれます。
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もちろん、私立高校側も大喜びです。
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ただし、補助には上限があり、これがどのような影響になるのでしょうか。
義務教育でもないのに無償化は費用対効果としてどうなのかという声は以前から聞かれます。
私立高校も行政に支配され、競争も経営努力もなくなってしまうと危惧する声も。なぜバウチャーにしないのでしょうか。
有利な人はますます有利になりそうな気もします。
東京都などもさまざまな「無償化」を進めていますが、フリーランチは存在しません。この政策が中長期的にはどのような影響が出てくるのでしょうか。