後期高齢者医療制度の保険料の上限額引き上げを盛り込んだ改正健康保険法などが参議院本会議で賛成多数で可決し成立しました。
出産育児一時金の財源を、75歳以上の人が加入する後期高齢者医療制度からもねん出できるようにするためのもので、保険料の上限額が段階的に引き上げられます。保険料の上限は、現行の66万円から24年度には73万円(年収211万円超が対象)、25年度には80万円(年収153万円超が対象)にになるそうです。
一方で、財務省は社会保障給付費の増加を抑制する対策として、75歳以上の医療費窓口負担を1割から2割に引き上げることなどの問題提起をしました。
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窓口負担を3割にすれば、保険料を上げずに捻出できるはずですが。
自民党は「後期高齢者の窓口負担は上げない」という決意表明しています。野党も同じ立場なのでしょうか。
財務省の提起には、ようやく言ってくれたという声が多く上がっています。
やっと本筋の案が出てきました。
医療費の増大はこれからますます問題になってきます。
ただし、2割程度では医療費は抑制されず抜本的な解決になりません。
後期高齢者もすでに3割負担になっているではないかという反論もありますが・・・。
現状にどこかで歯止めをかけなければいけません。(納めた総額=2100万円と比べるのはちょっとヘンですがたくさん納めているということは分かります)
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自民党だけでなく、一部野党も保険料を払う人のことはどうなってもいいようです。それとも保険制度自体がどうなってもいいのでしょうか。
医療制度自体が破綻しなければいいのですが。