中国不動産最大手の碧桂園が債務不履行を宣言:飽きてきた頃が危ない?

中国の不動産最大手で経営難に陥っている「碧桂園(カントリーガーデン)」が外貨建ての債務について期日までに支払えない可能性があると発表しました。

香港証券取引所で発表されたこの発表は、中国最大の不動産会社であった同社が約1870億ドルの負債を抱えて債務不履行に陥る可能性があることを事実上表明したものだそうです。

未完成のマンションの売り上げが6ヶ月連続で減少し、9月のそれは前年比81%減となっており、キャッシュフローも先細っているそうです。

中国不動産最大手「碧桂園」 NHKより

中国マンションデベロッパー大手のカントリーガーデンはドル建て社債の不払い(債務をすべて返済できない可能性がある)を発表しました。

支払わなければならない借金を返せなければ今後どのような影響が出てくるのでしょうか。同社は、返済期限を過ぎた元本4億7000万香港ドル(約90億円)の債務が返済できておらず、社債・手形・銀行借入など今後12ヶ月以内に約150億ドルの負債を返済する必要があると公表しています。

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中国経済の「日本化」が進むのか懸念されています。

これだけ潰れると社会不安になりそうですが、そこはさすがの中国です。

中国不動産資本の不振の影響は海外にも広がっています。

飽きてきた頃合というのがいちばん危ないのかもしれません。

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アメリカがインフレを抑制するのに奮闘する一方で、中国では真逆の問題が起きています。