やっぱり筋トレこそ最高のウエイトコントロール法

京都と奈良の旅行から戻りました。プラチナエリート会員はマリオット系列のホテルの朝食が無料になるので、毎日ホテルの朝食をたっぷり食べました。

京都では、ランチで街中華に出かけたり、行列のできるラーメン店に並んでビールに合わせてラーメン餃子(写真)を食べたりしていました。

お昼から日本酒やビールを飲み、夜も錦市場でゲス飲みしたり、飲み放題の焼肉店に行ったりと、やりたい放題。

東京に戻った夜も、そのまま虎ノ門横丁に直行し、日本酒を大量に飲み、〆のご飯を4種類味わって、そのまま爆睡してしまいました。

その翌朝に恐る恐る体重を測ってみると、何と旅行に出かける前と400グラムしか変わっていません。ほとんど誤差の範囲です。

確かに、旅行中は街中を歩きまわり、タクシーをほとんど使わず、 1日の歩数が1万5000歩を超えていました。

そんなウォーキングで有酸素運動をしっかりしていたせいもあるとは思いますが、やはり筋トレで基礎代謝が高めになっていることが、ウェイトコントロールに最も有効だと感じました。

ウェイトコントロールの原理は簡単です。

摂取カロリーより消費カロリーが多ければ、体重は減っていきます。逆になれば体重が増えていきます。

摂取カロリーを減らすのは苦痛ですが、消費カロリーを増やすのは工夫次第で簡単にできます。

それには基礎代謝を上げるのが1番です。

また、体が飢餓状態を感じると、消費エネルギーを減らそうとして体が節約モードになって痩せにくくなってしまいます。

ダイエットをすると、確かに摂取カロリーは減ります。しかし、防御本能により体が痩せにくくなり、筋肉が落ちることで基礎代謝も落ちてしまうのが問題なのです。

太りやすい体になってしまうのです。

基礎代謝を上げるには筋肉をつけることです。日常生活以外に意識的にトレーニングをする必要があります。

筋トレは、自分でやっても良いですが、効率性を考えるのであれば、パーソナルトレーニングが1番です。

日々の体重の増減に一喜一憂する必要はありませんが、半年前1年前と比べて、急激な体重の変動は健康上良いとは言えません。

しっかり食べて、しっかり運動し、体重と体型をキープ。

これが、健康的なウェイトコントロール法ではないでしょうか?

kazuma seki/iStock


編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2023年10月26日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。