人手不足倒産が過去最高:いよいよ昭和型ビジネスモデルの終焉か?

帝国データバンクによると、人手不足を原因とした企業の倒産件数が前年同期比78%増の206件になったと発表しました。統計を取り始めてから過去最高の件数だそうです。

2024年問題が懸念される建設業が37%、物流業が16%を占め、さらなる人手不足が懸念されています。

従業員の離職や採用難などによって人手を確保できず業績が悪化したことが要因の倒産を「人手不足倒産」と呼ぶそうです。

まだまだ序の口でこれからが本番なのは誰が見ても明らかです。

とくに建設業・運輸業が多いです。これらの業種は時間外労働の上限規制が適用されるという2024年問題が懸念されています。

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製造業でも広がっていますが、潰れるべくして潰れているという指摘も。

安い賃金を前提に経営するという昭和的ビジネスモデルは限界のようです。

フリーターもかつて200万人を超えていましたが、減少し続けています。

30年間も安さを競ってきたデフレがいよいよ転換しようとしています。

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日本の硬直的な雇用関係は(一部の人にとっては)社会を安定させる効果はありましたが、社会全体を停滞させました。

日本経済は先送りし続けてきた構造転換が今回こそできるのでしょうか。