歯列矯正で歯を抜くべきか?抜かざるべきか?

1年前から歯列矯正を始めました。歯並びを良くして、格好良くなりモテたいという野心は、「あまり」ありません。それよりも、これからの人生後半戦でも、自分の歯でしっかり食事を楽しめるようにしたいというのが目的です。

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ワイヤーを使った歯列矯正は想像以上に負担があります。

口の中に金属が常に入っていますから、口内粘膜が刺激されて口内炎になりやすくなります。一度傷付くと、治りにくく食べるのが億劫になって食欲が減退します。

また、食事の後の歯磨きも面倒です。歯ブラシが歯にうまく当たらないので磨くのに時間がかかり、デンタルフロスはワイヤーが邪魔になって使うことができません。口腔衛生上も望ましい状態では無いのです。

これがまだ当分続くかと思うと少し憂鬱です。

歯列矯正は、通常何本か歯を抜いてから矯正を進めていくようです。しかし私は歯を抜かれるのがとても嫌だったので「抜かないで矯正する」という条件で紹介された歯科医にお願いしました。

矯正を始めてから歯並びはずいぶん変わりましたが、歯の数が多すぎるせいか、歯が前に出るようになってきました。

このまま抜かないで矯正を続けると、全体的に顎が大きく見えてしまうことになります。そこで、歯科医から再度歯を抜いて矯正を進めてはどうかと提案がありました。

具体的には下顎の歯を左右で2本抜いて、矯正する。歯並びが良くなるだけではなく、噛み合わせも改善するとのことです。

私は歯列矯正に関しては全くの素人で、知識も情報もありません。果たして、本当に歯を抜いても後から後悔することは無いのでしょうか?

自分の歯はできるだけ残せという考え方と、不要のは抜いた方が良いという考え方。

自分では判断できないので、私の周りにいるたくさんの歯科の専門医にセカンドオピニオン、サードオピニオンをとって最終判断をするつもりです。


編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2023年12月1日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。