為替レートを気にぜす海外旅行する方法

アメリカの金融引き締めが終了するとの思惑から円安のトレンドが一段落したように見えます。しかし、相変わらず1ドル=150円近い円安水準であることには変わりありません。

米ドルだけではなくユーロ高も進み、円を両替して海外旅行に行くのは気が進まない状況が続いています。

そんな中でも、私は為替レートを気にせず海外旅行に出かけることができます。なぜなら、円の収入だけではなく、米ドルのような外貨の定期収入があるからです。

例えば、私が保有するカンボジアのプノンペンにある不動産は、10年間年平均8.5%の家賃収入が得られる契約になっています。

10万ドルの物件なら、年平均8,500ドルの賃料が得られる計算です。

あるいは、カンボジアの現地の銀行の中には、定期預金で年利7%の高金利を呈示しているところもあります。

米ドルで受け取って米ドルで使う。これなら、為替レートを気にする必要はありません。

日本に住んでいると、自分で米ドルを稼ぐのは簡単ではありません。でもお金に稼いでもらうのなら、実現可能です。

しかも、金利や家賃からの収入は、株式投資のような不安定な値上がり益ではなく、定期的に米ドルで収入が得られるのがポイントです。

私が主宰する個人投資家コミュニティ資産設計実践会は先月から第18期の講座がスタートし、150名以上の受講生が実践できる資産運用の情報を得ています。

そして来月にはカンボジアにスタディツアーに出かけます。米ドルで家賃保証されている不動産や定期預金など、外貨で安定した収入を得る具体的な方法を視察して確認する予定です。

お金の知識と情報があれば、経済環境の変化に関係なく、自分のやりたいことを実現できます。円安だから、海外は諦めて国内で我慢するというのは、知識と情報が無い人の言い訳に過ぎません。


編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2023年12月4日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。