公安調査庁のホームページに掲載されている「国際テロリズム要覧」からトルコの非合法武装組織「クルド労働者党(PKK)」などが除外されたことを受け、国内外から批判が寄せられています。
トルコ政府はPKKをテロ組織だと認定しており、今回の決定に対してエルドアン大統領が岸田首相に不快感を伝えた旨が産経新聞によって報道されています。
トルコ政府は最近PKKと関係がある在日クルド人団体を「テロ組織支援者」と認定し、その資産を凍結する決定を下しています。
問題になった「国際テロリズム要覧」のページは現在閲覧停止状態になっています。
公安は国連の決議に従って「国際テロリズム要覧」の中を構成したとしています。
しかし、国連決議とは無関係のオウムやタリバンは「要覧」に含まれていたそうです。
ウクライナ戦争勃発後に、公安がネオナチ思想との親和性があるとされていたアゾフ連隊をHPから除外したという出来事もありました。
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公安が情報をHPから除外したことで、テロ組織の認定を覆したとの批判がありますが、そもそも日本には米国のような国際テロ組織を指定する制度はありません。
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日本の公安は優秀ですが、今回のタイミングはいささか軽率ではなかったでしょうか?