国家公務員総合職(キャリア官僚)は、今年度の志望者数がピークだった2012年度の7割にまで減少し、なり手不足が深刻化しています。
民間企業の待遇がますます改善されている中、旧態依然の職場環境のままで人材を確保できるかに注目が集まっています。
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その国家公務員ですが、肌感覚として辞職者が増えているそうです。
どんなに志が高くとも、人間は易きに流れるものです。
優秀な人材が官僚を辞めていくことに日本の将来を憂う声が聞こえてきます。
ただし、そんなに同情することもないという指摘もあります。
まずは仕事の量を減らすのが先決だと思いますが、その政治的決断は難しいようです。
公務員全体がアゲインストだという見方も。
辞めていった人たちも投下した時間とお金と労力は返ってきません。
私立大学出身の事務次官が珍しくない時代がくるかもしれません。
就職氷河期世代採用で165人が合格していますが、途中から入る妙味はあるのでしょうか?よく見ると氷河期世代採用じゃない世代も含まれていますが。
中国は公務員の人気が高まっていますが、それがよいことなのか誰にもわかりません。