日本テレビドラマ「セクシー田中さん」の原作者で漫画家の芦原妃名子先生が急死するという痛ましい出来事から10日が経ちましたが、その脚本を担当した相沢友子さんが自身のインスタグラムにコメントをしました。
このたびは芦原妃名子先生の訃報を聞き、大きな衝撃を受け、未だ深い悲しみに暮れています。芦原先生がブログに書かれていた経緯は、私にとっては初めて聞くことばかりで、それを読んで言葉を失いました。
SNSで発信してしまったことについては、もっと慎重になるべきだったと後悔、反省しています。もし私が本当のことを知っていたらという思いが、ずっと頭から離れません。
あまりにも悲しいです。
事実が分からない中、今私が言えるのはこれだけですが、今後このようなことが繰り返されないよう切に願います
芦原先生への自身の行為について言及がありませんでした。
「経緯を知りませんでした」という部分にとくに違和感を感じる人が多いです。
相沢さんはその後、上記の投稿を除いた投稿をすべて削除され、アカウントも今後削除するとのことです。
そして、小学館からも声明が出ました。
セクシー田中さん』の映像化については、芦原先生のご要望を担当グループがドラマ制作サイドに、誠実、忠実に伝え、制作されました。
しかしながら、今回のような事態となったことは痛恨の極みです。
二度とこうした悲劇を繰り返さないために、現在、調査を進めており、今後、再発防止に努めて参ります。
同時に「姉系プチコミック」が所属する小学館第一コミック局の現場編集者による声明も掲載されました。
「姉系プチコミック」がコメントしたことを賞賛する声もある一方で、小学館への厳しいコメントが目立ちます。
相沢さんと小学館、どちらの投稿にも共通する点があります。
一方、日テレから詳細な説明や会見はまだありません。
脚本家・日テレ・小学館の間で責任の所在を主明瞭にすることでは一致しているようです。
『セクシー田中さん』は歴史に残るかもしれませんが、命と才能は取り返しのつかないものになりました。